Log Audit Tracker マイナーバージョンアップのお知らせ(Ver.3.3.0.0)
バージョンアップ内容
- Windows ファイルサーバ監視の性能向上
監視品質の向上、ログレポートについてもより分かりやすく表示ができるように変更。 - Web閲覧ログの対応ブラウザの拡張
対応ブラウザにChrome、FireFoxを追加。
※ブラウザ対応バージョンはChrome 48.0以降の安定バージョン、FireFox 44.0以降 - Windows 10 に対応。
※ブラウザ「Edge」についてはURL履歴の取得が非対応。
2つのEdition
「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」は、クライアント監視を行う「Log Audit Tracker® Client Edition」と、ファイルサーバアクセスの証跡やActive Directoryの変更証跡を取得する「Log Audit Tracker® Server Edition」で構成されます。
- 「Log Audit Tracker® Client Edition」は、クライアントにエージェントをインストールし、ユーザによるファイル操作やUSBデバイスの接続などの操作履歴を証跡として収集します。
- 「Log Audit Tracker® Server Edition」は、昨今のBYODの潮流や、タブレット等の業務利用が増加し、多種多様なクライアントがファイルサーバへのアクセスが可能となっている状況において、重要なファイルアクセスを見逃さず、アクセス証跡を取得します。 Windows Serverはもとより、Linux(Samba)で構築したファイルサーバや、Enterprise NASとしてEMC VNXシリーズ、VNXeシリーズをサポートし、広範囲なファイルサーバシステムに適応いたします。
また、Active Directoryのユーザ変更、ポリシ変更の証跡も取得し、アクセス環境の変化を見逃しません。
柔軟なシステム構成
「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」は、より多くのお客様環境でご利用頂くために、SCCM/SCOM*1環境はもとより、Active Directoryのみの環境でもシステム構築を可能とします。
「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」は、「Client Edition」と「Server Edition」が独立して機能するだけでなく、それぞれが取得した情報を透過的にReport Managerで一元管理できます。
※1 SCCM: Microsoft System Center Configuration Manager
SCOM: Microsoft System Center Operations Manager
操作証跡はLog Audit Trackerで
「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」は、企業、団体での業務に影響を与えることなく、証跡としての操作ログの収集を実現します。収集されたさまざまなイベントは、Report Managerによってグラフィカルに表示され、「いつ」、「誰が」、「何に対して」、「何をしたか」の追跡を容易に行うことができます。
ひとたび、セキュリティ事故が発生した際に、企業、団体が支払う有形、無形の損害は莫大なものとなります。「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」は、何かあった時のために、何も起こさないために、証跡を管理する費用対効果に優れたソフトウェアソリューションです。
Log Audit Tracker® 監査ソリューションの特徴
1クライアント/サーバを同時に監視
「Log Audit Tracker® 監視ソリューション」は、クライアントの操作証跡とファイルサーバのアクセス証跡を同時に監視できます。これにより、クライアントとサーバの証跡を透過的に監視することができます。
2ファイルサーバのイベントを取得
Windows, Linux, Enterprise NASで構成されるファイルサーバのアクセス証跡を取得できます。Client Editionを導入できないBYOD端末や業務で利用するタブレット等からのファイルサーバへのアクセスを監視することで、セキュリティの観点から操作証跡を取得します。
3Active Directoryの監視が可能
Active Directoryを監視することで、ユーザ権限の変更、ポリシの変更が行われたことを証跡として取得できます。
4Windows Serverへのログオンユーザの監視機能を追加
ご要望の多かったWindows Serverログオンユーザの操作証跡の取得が可能となりました。
5多様なレポートを作成
ご要望の多かったWindows Serverログオンユーザの操作証跡の取得が可能となりました。
6UTC(協定世界時)での時間管理
ログ収集時間をUTC(世界協定時)表記にすることが可能になり、World Wideに展開する企業等でも取得時間による一元的な証跡管理ができます。
7簡易なオリジナルレポート作成
「対象組織を選択」→「レポート種別を選択」→「集計方法を選択と、画面で選択することでレポートを作成できます。
LAT Report Manager:レポート作成方法を簡単に指定
2. レポート種別選択→ 次に、あらかじめ定義されているレポートの種別を選択。
3. レポート内容選択→ さらに、月次、日次などを選択。
4. レポート表示画面→ 出来上がったレポートを表示。
8集中監視が可能
監視対象デバイスにActive Directoryのグループポリシを適用することで、取得するイベント種別などの設定を集中管理できます。
9多段構成サポート
Report Managerを拠点毎に配置し、関連会社との統合管理を行うために、Report Managerは多段構成が可能です。
10多様なシステム構成
LAT Assistant各Editionは、System Center環境と、Active Directoryのみのシンプルな環境に適応できます。
11分散配置可能な収集ポイント
Server Editionは収集した証跡ログをMediatorが収集します。証跡収集を行うMediatorは分散配置も可能で、サーバ設置拠点に準じた構成が実現できます。 多数のアクセスが発生するファイルサーバに、イベントログ送信機能を持たせることなく、余計な負荷を与えません。
12サブスクリプション管理
現在有効なサブスクリプションをサブスクリプション単位に有効期間と本数を表示します。 これにより、サブスクリプションが複数存在する環境でも、有効なサブスクリプションを一目で確認可能です。