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Omnipeekを使いこなそう
~Omnipeekの使い方~ (不定期連載)


第1回:無線LAN複数チャネル同時キャプチャー

AP間のローミング時間を測定するときなど、複数チャネルの無線LANのキャプチャーをしたい場合の設定手順をご紹介します。

「Scan」機能と同時キャプチャーのちがい

Omnipeekの無線LANキャプチャーは、1つのアダプターで1つのチャネルをキャプチャーします。 複数チャネルを継続的に同時キャプチャーする場合、キャプチャーしたいチャネルの数と同数のUSB無線LANアダプターを準備し、キャプチャーするチャネルをアダプターに1つずつ割り当てる必要があります。

よくキャプチャーオプションにある「Scan」で同時キャプチャーができるのかというお問い合せがありますが、こちらの機能は、一定間隔で選択したチャネルを巡回してキャプチャーをするものになりますので、ある1つのチャネルをキャプチャーしているときは、他のチャネルはキャプチャーされません。


Capture Options - A6210


「Scan」機能は、APが使用しているチャネルの状況を調べる時などには便利です。 下の図は、Omnipeekの無線LANノード解析機能を使用して、「omni11bgn」というSSIDで接続できるAPが使用しているチャネルを調べたものです。 USB無線LANアダプター1本で、想定されるチャネルを「Scan」機能で選択してキャプチャーをします。この例では、CH1とCH9を使用していることがわかります。

このAP間のローミング解析などを行う場合は、USB無線LANアダプターを2本使用し、CH1とCH9をそれぞれ割り当てて同時キャプチャーします。

同時キャプチャーを行う際の注意事項になりますが、USBハブを使用した複数のUSBアダプターの接続は、十分なキャプチャー性能を得られない場合がありますので推奨されません。 PCのUSBポートに直接接続してご利用頂くことを推奨致します。


設定手順

※ ここでは、2本のUSB無線LANアダプターを使用して同時キャプチャーを設定する手順を記載します。

1.USB無線LANアダプターをOmnipeekがインストールされたPCに接続します。
2.Omnipeekを起動し、Start Pageより、「New Capture」をクリックします。


3.Capture Optionsの左の一覧より、「Adapter」を選択します。
右の一覧より、「Module: Aggregator/Roaming」を展開し、「New Adapter」をダブルクリックします。


4.Aggregator Settingsの画面が表示されますので、Aggregator nameの欄に任意の名前を入力し、「Wireless Adapters」を選択します。


5.下の一覧に接続したUSBアダプターが表示されますので、各アダプターにチェックを入れ、Channelの欄より各アダプターでキャプチャーするチャネルを選択し、「OK」ボタンをクリックします。


6.設定したアダプターが追加されますので、これを選択します。 この他、必要なキャプチャー設定をし、「OK」ボタンをクリックします。


7.「Start Aggregator」ボタンをクリックし、キャプチャーを開始します。 「Channel」カラムに選択した複数のチャネルが表示されていることを確認します。


カラムの表示方法

1.パケットリストのタイトル行をクリックします。


2.「Columns」タブのリストより、表示したい項目にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。 項目をドラッグして移動させることで、パケットリストの表示順番を変更することもできます。


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