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ウイルスチェックをすり抜け、PCに侵入した不審ファイルを適切に処理、
Suspicious File Checker (SFChecker)の販売開始2014.06.26

安全、安心なネットワーク社会の実現を目指す株式会社ディアイティ(本社:東京都江東区)は、ウイルスチェックをすり抜け、PCへの侵入が判明した不審ファイルを削除するだけでなく、削除のためのファイル実行の停止、実行証跡取得が可能な「Suspicious File Checker (SFChecker)」を2014年7月1日より販売開始いたします。
「SFChecker」は、重要インフラ企業の要望により、ディアイティが開発し、1年以上の利用実績を有するソフトウェアを、より多くの企業でご利用いただくために、今回商品化したものです。
昨今のウイルスなどを含むマルウエア(以下、マルウエアと称す)の進化は目覚ましく、その多様化にセキュリティベンダのウイルス定義が追いついておらず、セキュリティ対策を巧みにすり抜け、クライアントが使用するPCに侵入していきます。
標的型メールに添付された不審なファイル、あるいは不正プログラムの利用等が確認されても、ウイルス定義がなされていないマルウエアを社内で利用されている全PCから発見、駆除するには、管理者に非常に大きな負荷をかけます。管理者に負担を掛けることなく、迅速にマルウエアを駆除するために開発されたのが、「SFChecker」です。

管理者は、マルウエアなどの疑わしきファイルのファイル名、パス名、ハッシュ値、及び各ファイルに対する削除、削除のための実行強制停止、実行証跡の取得、指定パスへの複製/移動等の対処方法を、ファイルサーバに設定します。
PCの立ち上げと同時に、インストールされた「SFChecker」が作動し、以降ファイルサーバに設定した情報を定期的に読み込みに行きます。ファイルサーバに設定された情報と合致するファイルが、PC内で発見された際は、設定された対処方法を自動的に実施し、その結果についてのレポートが作成されます。
また、通常のウイルスチェックソフトでは、マルウエアと検知されたプログラムのみが削除されるため、昨今頻発している複合化あるいは暗号化されたマルウエアの場合は、削除されなかったディレクトリやプログラムがPC上に残存する結果となりますが、「SFChecker」を利用することによって、マルウエアに関連するすべての不審なファイルの削除が可能となります。

ディアイティでは、SFCheckerをご利用のお客様に対し、より安全に業務を遂行していただくために、プログラムのハッシュ値の提供、疑わしいファイルのマルウエア判定等をオプションサービスとして提供します。

「SFChecker」は、管理者負担を増やすことなく、より安全なPC環境を構築するために最適なコストパフォーマンスに優れた管理ソフトウェアです。

●販売価格
Suspicious File Checker (SFChecker): 500,000円~

●ターゲット
官公庁、一般企業

株式会社ディアイティ

ディアイティは、1985年12月に設立され、東京都江東区に本社を置くコンピュータネットワーク及びセキュリティに特化した企業です。ネットワークの安定運用のための製品や、ネットワーク・セキュリティのための製品の開発および提供・システム構築・情報セキュリティコンサルティング・フォレンジックサービスなど幅広く手掛けています。