安全、安心なネットワーク社会の実現を目指す株式会社ディアイティ（本社：東京都江東区）は、クライアントPCの操作ログを監査証跡として取得するソリューション「Log Audit Tracker®」に、サーバの証跡を取得する「Log Audit Tracker® Server Edition」を新たに追加し、「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」として2015年1月1日より販売開始いたします。

「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」は、従来のクライアント管理を行う「Log Audit Tracker® Client Edition」に加えて、ファイルサーバアクセスの証跡やActive Directoryの変更証跡を取得する「Log Audit Tracker® Server Edition」で構成されます。
新たに追加した「Log Audit Tracker® Server Edition」は、昨今のBYODの潮流やタブレット等の業務利用が増加し、多種多様なクライアントがファイルサーバにアクセスできるような状況において、重要なファイルアクセスを見逃すことなくアクセス証跡を取得します。Windows Serverはもちろん、Linux（Samba）で構築したファイルサーバや、Enterprise NASとしてEMC VNXシリーズ、VNXeシリーズもサポートし、あらゆるファイルサーバシステムに適応できます。また、Active Directoryのユーザ変更、ポリシ変更の証跡も取得できるため、アクセス環境の変化も見逃しません。
さらに、従来のSCCM/SCOM(※1) 環境だけでなく、Active Directoryのみの環境でもシステム構築を可能とし、多様なユーザ環境で利用できるようになりました。

「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」は、「Client Edition」と「Server Edition」が独立して機能するだけでなく、それぞれが取得した情報を透過的にReport Managerで一元管理できます。収集されたさまざまなイベントは、Report Managerによってグラフィカルに表示され、「いつ」、「誰が」、「何に対して」、「何をしたか」を容易に追跡することができます。

ひとたびセキュリティ事故が発生した際に、企業や団体が支払う有形、無形の損害は莫大なものとなります。
「Log Audit Tracker® 監査ソリューション」は、業務に影響を与えることなく、何かあった時のために、また何も起こさないために、証跡を一元管理する費用対効果に優れたソフトウェアソリューションです。

※１　SCCM: Microsoft System Center Configuration Manager/SCOM: Microsoft System Center Operations Manager