サイバー攻撃に対抗する統合分析プラットフォーム「WADJET」を
統合型アプライアンスに集約した低価格版「WADJET Lite」の販売を開始
~次世代サイバー攻撃対策ソリューションの導入が容易に~2016.10.12
安全・安心なネットワーク社会の実現を目指す株式会社ディアイティ(本社:東京都江東区)は、販売開始以来、ご好評をいただいている次世代サイバー攻撃対策ソリューション「WADJET(ウジャト)」を、より多くの組織でご導入いただけるよう、導入コストを抑えた「WADJET Lite(ウジャト・ライト)」の販売を11月1日より開始いたします。
「WADJET」は、「国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT) の開発した、標的型攻撃等のサイバー攻撃に対抗する統合分析プラットフォーム「NIRVANA改(ニルヴァーナ・カイ)」の商用版です。
「WADJET」は、サイバー攻撃が頻発するなか、組織のネットワークに配備されたIDS/IPS、ファイヤーウォール等の各種セキュリティ機器やネットワーク機器を含むセキュリティ運用を支援するソリューションです。対象となるネットワークのトラフィックやセキュリティ機器が発するログをリアルタイムに可視化します。
さらには収集したセキュリティ機器のログを相関分析することにより、セキュリティ機器やネットワーク機器のポリシーを変更することで異常通信を遮断する自動防衛機能を提供します。アラート検知、ログ解析、エンドポイント特定、ポリシー変更、通信遮断という一連のセキュリティ運用を「WADJET」を導入することで簡便にします。
また、自動防御機能により、いち早く異常通信を遮断することで対象ネットワーク内での被害の拡大を防ぐことが出来、管理者の運用負荷を大幅に軽減します。「WADJET」は、セキュリティオーケストレーション※ を担う次世代サイバー攻撃対策ソリューションを提供します。
今回、販売を開始する「WADJET Lite」は、「WADJET」を構成する各システムを1台のアプライアンスに搭載することにより、「WADJET」の先進的なコンセプトを変えることなく、中小規模のネットワークシステムや教育目的など幅広く導入可能な価格帯としました。
また、統合型とすることでネットワークへの導入も容易となるコストパフォーマンスに優れた次世代サイバー攻撃対策ソリューションです。
※オーケストレーション:コンピュータリソースやサービスの設定管理の自動化を指す。
■『WADJET(ウジャト)』製品紹介ページ
■販売価格
WADJET Lite(オープンプライス)
- 可視化システム ×1
- センサーシステム ×2
- ゲートシステム ×1
- アラート収集システム ×1
- 相関分析システム ×1
- 防御システム ×1
■販売ターゲット
教育機関、一般企業など