安全安心なネットワーク社会の実現を目指す株式会社ディアイティ（本社：東京都江東区）は、使いやすいネットワーク解析ツールとして定評のあるOmnipeekの開発元であるSavvius社（本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州）の新テクノロジ「Savvius Spotlight」を搭載した「Omnipliance Ultraシリーズ」およびスタンドアロン型の「Savvius Spotlight アプライアンス」を2017年10月1日より販売開始いたします。

今回、ディアイティが販売を開始する「Omnipliance Ultraシリーズ」および「Savvius Spotlightアプライアンス」には、高速ネットワークで発生したトラブルの平均復旧時間 (Mean Time To Resolution“MTTR”)を大幅に軽減するために、リアルタイムな可視化と、即時に適切な措置を講じることが可能なSavvius社の新テクノロジ「Savvius Spotlight」が搭載されています。

従来のネットワーク監視、管理、トラブルシューティングでは、NetFlowやsFlowに代表されるフロー情報を基とするのが一般的ですが、NetFlowやsFlow等では重要な判断要素である遅延や品質に関する情報が得られないばかりか、必要となる双方向のトランザクションデータも取得できません。
また、sFlowではパケットサンプルしか取得できないため、ネットワークトラブルの修復、あるいはセキュリティインシデントの検知に必要な精緻な情報が得られません。正確な情報を取得するにはパケット解析が最善ですが、膨大な量のパケットを解析することは、多くの時間と労力を要します。迅速な対応が不可欠な高速ネットワークでは、ネットワークのパフォーマンス問題やトラブルは、大きな経済損失を招くため、IT管理者の負担は高まるばかりです。

これらの問題を解決するために開発されたのが、「Savvius Spotlight」です。Savvius Spotlightは、遅延、ネットワーク品質、利用状況、飽和状況の四要素から、ネットワークパフォーマンスの低下を検知します。
ネットワークトランザクション（双方向フロー）を集約し、各トランザクションのTCPおよびVoIPの品質、アプリケーションおよびネットワークの遅延等を、独自のエキスパート解析機能で評価し、リアルタイムに可視化します。これにより、IT管理者は問題のある箇所をいち早く検知し、必要な処置を迅速にとることが可能となります。

「Omnipliance Ultraシリーズ」は、パケットキャプチャ/レコード機能を有するOmniplianceとSavvius Spotlight機能を一体化することにより、必要に応じて問題となっているパケットの詳細情報までを即時解析することを可能としています。
「Savvius Spotlight アプライアンス」は従来のOmniplianceシリーズと組み合わせることで、同様の機能を実現することができます。

「Savvius Spotlight」の新テクノロジは、円滑かつ安全なネットワーク運用のために、IT管理者が必要とする情報をリアルタイムに可視化すると同時に、正確な状況把握のために不可欠なパケット情報の取得を可能とするため、IT管理者の負荷を軽減し、トラブルの予見、迅速な対処を可能とする大容量高速ネットワーク時代に最適なネットワーク監視/管理ソリューションです。

販売予定製品ラインナップ

Savvius Omnipliance Ultra シリーズ

• Omnipliance Ultra T300 (2U)
• Omnipliance Ultra M200 (2U)
• Omnipliance Ultra C100 (1U)

Savvius Spotlight アプライアンス (1U)