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無線LANサイトサーベイに必要なデバイス・機能を集約した
オールインワン測定デバイス「Ekahau Sidekick™」の販売を開始

安全安心なネットワーク社会の実現を目指す株式会社ディアイティ(本社:東京都江東区)は、Wi-FiサイトサーベイツールのリーダであるEkahau社(本社:アメリカ合衆国ヴァージニア州)が新たに開発した画期的なWi-Fiサイトサーベイ機器「Ekahau Sidekick™」の販売を2018年1月1日より開始いたします。

世界的にWi-Fiネットワークが急速に普及し、いまやインターネット通信の55%以上がWi-Fiを介していると言われています。また、今最大の注目を浴びているIoTアプリケーションの通信には、Wi-Fiネットワークが必須となっています。
今回、販売を開始する「Ekahau Sidekick™」は、快適なWi-Fiネットワークの設計、構築、トラブルシューティングに必須のサイトサーベイをより容易に、より正確に、より効率的に実施できるように2年の歳月を懸けてEkahau社が開発したWi-Fiサイトサーベイ機器です。

従来のEkahauサイトサーベイツールを利用したサイトサーベイでは、電波状況、定外来波を測定するために、2.4Ghz及び5GHzの各帯域用スペクトラムアナライザとUSBアダプタをノートPCに挿入し、現地を歩き回る必要があり、PCの電力消費、エンジニアにかかる身体的負担を見過ごすことは出来ませんでした。
これらの問題を解決するのが、「Ekahau Sidekick™」です。「Ekahau Sidekick™」には、アクセスポイント用に開発された802.11acアダプタ、2.4Ghz、5GHz 帯を同時に毎秒20スイープ(掃引)が可能なスペクトラムアナライザ、および8時間連続使用を可能とするバッテリが内蔵されています。また、エンジニアの身体的負担を軽減するために「Ekahau Sidekick™」を肩がけするためのストラップが用意されています。

サイトサーベイ時には、エンジニアは肩がけした「Ekahau Sidekick™」とEkahauサイトサーベイツールをインストールしたMacもしくはWindowsノートPCもしくはタブレットを持ち歩くだけで、現場の電波強度、ノイズ、同一チャネルの干渉、配置、スペクトル分析等のデータ測定が可能となります。
デジタルプラットフォームとしての重要な役割を果たすWi-Fiネットワークに、快適さと安定性が求められる昨今、その構築、トラブルシューティングにおいて、サイトサーベイは不可欠な手段です。「Ekahau Sidekick™」は、エンジニアの負担を軽減し、サーベイ時間を大幅に短縮する画期的なWi-Fiサイトサーベイ機器です。


製品ラインナップ

  • Ekahau Sidekick™ : 46万円(税別)
    製品構成:Ekahau Sidekick™、初年度保守付

  • Ekahau Sidekick™ Pro Pack : 98万円(税別)
    製品構成:Ekahau Sidekick™、Ekahau Site Survey Professional、初年度保守付

Ekahau Site Survey 製品ページ


Ekahau社について

2000年にヘルシンキ大学CoSCoグループ(home of Linux OS)の元参加者により設立され、業務用Wi-Fi環境におけるソフトウェアベースのサイトサーベイ、位置情報技術開発の最先端を行く会社です。
英文サイト: https://www.ekahau.com/