McAfee Web Gatewayユーザー各位 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■McAfee Web Gateway v7.8.2.8.0 Build 28536 リリースのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平素はお引き立ていただき誠に有り難うございます。 株式会社ディアイティ ヘルプデスクサービスです。 メーカーより、McAfee Web Gatewayの新バージョンがリリースされました。 以下に内容をご案内いたします。 弊社にて確認したところ、v7.7.x以前のバージョンからのアップデートに当たっては 特に後述の「MWGv7.8.2以降の注意点」についてご注意の上、実施をご検討下さい。 ◆対象製品 McAfee Web Gateway ◆MWGバージョン build v7.8.2.8.0 Build 28536 (メイン ブランチ) ◆リリース日 2019年4月9日(US時間) ◆詳細 メイン ブランチであるv7.8の機能改善がされたv7.8.2.8が公開されました。 v7.8.2.7を含めご案内させて頂きます。 ■内容 v7.8.2.7 〇不具合修正 ・MWGのWebインタフェースでIPv6のネットワークインタフェースへの使用が無効に なっていても、コマンドラインインタフェースでIPv6アドレスがまだ使用されて いる扱いとなる問題が修正されました。 ・MWGのHTMLバージョンWebインターフェイスへの接続がHTTPSを使用しているときに 繰り返し中断される問題が修正されました。 ・yum-utils の一部であるreposyncでディレクトリトラバーサル問題がある脆弱性 (CVE-2018-10897)が修正されました。 ・curlの複数の脆弱性(CVE-2018-1000007,CVE-2018-1000120,CVE-2018-1000121, CVE-2018-1000122,CVE-2018-1000301)が修正されました。 ・pythonのDoSを発生させる可能性がある脆弱性(CVE-2018-1060,CVE-2018-1061)が 修正されました。 ・wgetにcookieの挿入欠陥がある脆弱性(CVE-2018-0494)が修正されました。 ・glibcの整数オーバーフローに関する脆弱性(CVE-2018-6485)が修正されました。 ・systemdのメモリ破損の脆弱性(CVE-2018-16864,CVE-2018-16865)が修正されました。 など、計10箇所の修正が含まれています。 v7.8.2.8 〇不具合修正 ・HTTP2でのHTTPSスキャンが有効になっている場合、HPACKデコーダおよびコードの 処理順序により特定のWebサイトにアクセスできない問題が修正されました。 ・glibcライブラリの利用に関連する脆弱性(CVE-2019-9169)が修正されました。 ・Perlスクリプト言語を使用した際の整数オーバーフローによりバッファオーバー フローが引き起こされる脆弱性(CVE-2018-18311)が修正されました。 ・systemdパッケージの使用に関連した脆弱性(CVE-2019-6454)が修正されました。 ・Web Gatewayの再起動後に重要ではないエラーが発生する問題が修正されました。 など、計10箇所の修正が含まれています。 詳細は、メーカーナレッジセンターより、リリースノートをご参照下さい。 ・MWG 7.8.2.7 リリース ノート(英語) https://kc.mcafee.com/corporate/index?page=content&id=PD27799 ・MWG 7.8.2.8 リリース ノート(英語) https://kc.mcafee.com/corporate/index?page=content&id=PD28294 ◆MWGv7.8.2以降の注意点 v7.8.2以降、以下の機能をご利用のお客様は対応をご検討下さい。 ・シリアルポートの転送レートについて MWGv7.8以降、シリアルポートの転送レートの設定方法は変化しております。 変化に伴いv7.7以前のバージョンからv7.8.2以降へアップデート後、 転送レートの値は初期化されます。 サンケン電機社製UPSとのシャットダウン連携を行う場合、またシリアルポート の転送レート変更されている場合は、アップデート後設定変更を必要とします。 変更手順は弊社サポートWebの「McAfee Web Gateway設定バックアップ手順書」内に 記載の「3.4.3 シリアルポートの転送レート設定変更」をご覧下さい。 https://www.dit.co.jp/products/intel_security/mwg/support/#01 ・仮想マシンのゲストOSについて 仮想マシンにてMcAfee Web Gatewayをご利用されている場合 リリースノートにも記載されております通り、MWGv7.8より仮想マシンの ゲストOSの要件が変更となりました。 ・7.7.2.x以前はLinux (64 ビット)、バージョン 2.6 ・7.8.2.x以降はCentOS 64 ビット バージョン 7 アップデート後は、リリースノートにある「Upgrade from the interface」の通り、 ESXi等仮想の管理画面よりゲストOSを変更した後、仮想マシンの再起動を 実施して下さい。 ◆アップグレード方法 アップグレード手順については弊社サポートWebをご覧下さい。 https://www.dit.co.jp/products/intel_security/mwg/support/#02 ◆ISOイメージのダウンロード アプライアンスの再インストールを行う際に必要なISOイメージは、 Content & Cloud Security Portalサイト(旧称:Extranet)よりダウンロード可能です。 https://contentsecurity.mcafee.com/ ログイン後、Products > McAfee Web Gateway 7 > Downloads ◆サポート終了情報 v7.6.x は、2018年12月31日でサポート終了しております。 v7.7.x は、2019年12月31日でサポート終了予定です。 v7.8.x は、サポート終了時期未定です。 最新バージョンへのアップグレードをご検討頂きますよう、お願い申し上げます。 このメールの配信停止や宛先の変更は、保守契約番号を添えて以下のメールアドレス までご連絡ください。 今後とも、ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ------------------------------------------------ 株式会社ディアイティ ヘルプデスクサービス E-Mail:product-support@dit.co.jp ------------------------------------------------