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ネットワーク侵入検知システムの改革、BluVectorアプライアンスの販売開始
機械学習により未知の脅威を検知、分析

安全、安心なネットワーク社会の実現を目指す株式会社ディアイティ(本社:東京都江東区)は、アメリカ合衆国、バージニア州に本社を置くBluVector, inc.と日本における機械学習による最新、かつ高度の未知の脅威までも検知、分析を実現するセキュリティアプライアンス「BluVector」の販売契約を締結し、2017年11月より国内での取り扱いを開始いたしました。

BluVectorロゴ

昨今、WannaCryなどのランサムウェアをはじめとするマルウェアが、1日に20万種類以上発生しており、そのうち30%はZero-Day攻撃や新しいマルウェアであるといわれています。これらはシグネチャやパターンエンジンにない、未知の脅威であり、増加の一途を辿っています。これらの脅威の早期発見、あるいは封じ込めのために、開発されたのが、次世代侵入検知システム「BluVectorセキュリティアプライアンス」です。

「BluVectorセキュリティアプライアンス」に搭載された複数の自己適応型機械学習エンジンは、ネットワークエッジにおいて、すべてのインバウンド、アウトバウンドのトラフィックを検査することが可能です。その検査結果を、米国特許(米国特許第9,665,713号)を取得した分析フレームワークを利用して、セキュリティイベント前後のコンテキスト(判断材料)を迅速に作成します。
このコンテキストを既存のセキュリティソリューションと共有することで、脅威のプロセスを封じ込めることが容易となり、脅威への対応時間が大幅に短縮することが可能になります。

BluVectorは米国の大手軍需企業であるノースロップ・グラマン社と米国諜報機関との共同研究として2008年にスタート。8年間の機械学習機能のトレーニング期間を経て、2015年に製品化し、2017年に「自動機械学習、ゼロデイ・マルウェア検出のためのシステムと方法」(米国特許第9,665,713号)について特許を取得しました。そして、2017年1月に独立したベンダーとして立ち上がり、米国の民間企業や政府機関で利用され始めています。
英文サイト:https://www.bluvector.io/
「BluVectorセキュリティアプライアンス」シリーズには、1Gbps版と10Gbps版があり、サブスクリプションとして提供されます。


製品ラインナップ

BluVectorアプライアンス

  • 1Gbps版   1年サブスクリプション: 2,500万円(税別)
  • 10Gbps版 1年サブスクリプション: 4,600万円(税別)


株式会社ディアイティについて

ディアイティは、1985年12月に設立され、東京都江東区に本社を置くコンピュータネットワーク及びセキュリティに特化した企業です。ネットワークの安定運用のための製品や、ネットワーク・セキュリティのための製品の開発および提供・システム構築・情報セキュリティコンサルティング・フォレンジックサービスなど幅広く手掛けています。