サイバー攻撃統合分析プラットフォーム「WADJET®」の新バージョンver4.0を販売開始
~ NIRVANA改ver2.0搭載、マルチプラットフォーム対応も実現 ~
セキュリティ対策のNo.1セキュリティソリューションカンパニーを目指す株式会社ディアイティ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:戸田 勝)は、 2016年の発売開始以来、ご好評をいただいているサイバー攻撃統合分析プラットフォーム「WADJET(ウジャト)」 の新バージョン「WADJET ver4.0」 を3月23日より出荷開始いたします。
「WADJET」は、サイバー攻撃が頻発するなか、組織のネットワークに配備されたIDS/IPS、 ファイアウォール等の各種セキュリティ機器や
ネットワーク機器を含むセキュリティ運用を支援するソリューションです。
対象となるネットワークのトラフィックやセキュリティ機器が発するログをリアルタイムに可視化します。
「WADJET ver4.0」では、「国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の開発した、標的型攻撃等のサイバー攻撃に対抗する統合分析 プラットフォーム「NIRVANA改」(ニルヴァーナ・カイ)*1の最新版であるver2.0を搭載し、IPv6に対応しました。 さらに、3D描画の表現力、オペレーション、フィルタリング機能が格段に向上しました。
また、昨今の状況からリモートワークへと仕事環境が移り変わり、ネットワーク監視もリモートから実施する必要性がでてきました。
「WADJET」では、マルチプラットフォーム対応システム(WebGateシステム)を追加し、Windows、Mac、iPad、iPhone、Android端末でもWebブラウザを
使用し、ネットワーク状況を確認することが可能になりました。
今までと同様、3D空間でネットワーク状況を確認することに加え、タッチパネル操作に対応することで、直感的な操作による状況確認が可能となりました。

*1 NIRVANA改 ver2.0
「NIRVANA改」は、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)のサイバーセキュリティ研究所が開発したサイバー攻撃統合分析プラットフォームです。
標的型サイバー攻撃の対策として組織内ネットワーク上を流れるトラフィックをリアルタイムに観測し可視化するとともに、多様なセキュリティシステムからの
アラート情報を相関分析し、組織内ネットワークを流れる通信のリアルタイムな観測・分析や、各種セキュリティ機器からのアラート集約を実現します。
NIRVANA改 ver2.0で追加された主な機能は以下のとおりです。
- 詳細なトラフィック可視化分析機能
- IPv6 トラフィック可視化
- MAC アドレスフィルタ
- ベンダ名 フィルタ
- VLAN IDフィルタ
- 非対応だったプロトコルのトラフィック描画対応
TCP/UDP/ICMP以外のプロトコルの通信の描画が可能
- 他システムとのセキュリティアラート分析連携機能
NIRVANA改で取得したセキュリティアラートと他のセキュリティシステムとの分析連携機能を実装 - パケットの送信元・送信先の視認性向上
- ネットワーク図面作成の負荷軽減
座標作成をより大きいネットワークの定義範囲であるAS番号と国単位で定義できるように改修
予定販売価格
オープン価格
販売ターゲット
教育機関、一般企業、官公庁、セキュリティサービス事業者など
WADJET製品ページ
https://www.dit.co.jp/products/dit/wadjet/