2023.03.17 | PrivX 28.1リリース |
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2023.03.01 | PrivX 28.0リリース |
PrivX 28.1リリース
2023.03.17
SSHコミュニケーションズ・セキュリティ社(SSH社)よりPrivX 28.1がリリースされました。
PrivX 28.1 は、バグ修正とセキュリティアップデートを含む 28.0 のインクリメンタルリリースです。
- [PX-5830] monitor-service.tomlのデータバージョン番号が正しくない。
- [PX-5825] role-store.toml のデータバージョン番号が正しくない。
- [PX-5808] Redisにキャッシュされたセッションが原因で、マイクロサービスが開始時にクラッシュすることがある。
- [PX-5801] golang.org/x/net パッケージをバージョン 0.8 に更新しました。
PrivX 28.0リリース
2023.03.01
SSHコミュニケーションズ・セキュリティ社(SSH社)よりPrivX 28.0がリリースされました。
重要なお知らせ
●Azure-Directory の MS Graph への移行について
Azure AD Graph APIを使用してAzureユーザー/ホストディレクトリを設定している場合、PrivX
28にアップグレードすると、そのディレクトリは自動的にMS Graph APIを使用するように移行されます。アップグレード後も、Azure PortalでPrivXアプリの以下のAPIパーミッションを手動で設定する必要があります。
Microsoft Graph→Application Permissions
- User.Read.All
- Groups.Read.All
Azure AD Graph APIは、2023年6月に非推奨となります。
MS GraphによるAzureディレクトリの設定の詳細については、Microsoft Graph APIによるAzure AD as a User
Directoryをご覧ください。
●PrivX-Carrier rpm パッケージにデフォルトのキャリアコンテナが含まれないようになりました。
その代わり、インターネットからコンテナをダウンロードします。アップグレード後は、PrivX UIからcarrier-config.tomlを再ダウンロードし、使用するブラウザコンテナのバージョンを確認するようにしてください。
詳細は以下をご参照ください。
https://privx.docs.ssh.com/v28/docs/privx-carrier-and-web-proxy-configuration#change-browser-for-web-connections
非推奨の警告
●PostgreSQL 9.x および 10.x サポート終了のお知らせ
PostgreSQL 9.xと10.xは、それぞれ2021年と2022年にサポートが終了し、これらのデータベースバージョンのサポートは、今後のPrivXリリースで廃止される予定です。
●SHA-1-証明書のサポート終了が迫っています。
SHA-1で署名された証明書のサポートは、今後のPrivXのリリースでは廃止される予定です。
新機能
新機能は以下になります。
- [PX-4308] トリグラムインデックスを使用して、監査イベント検索のパフォーマンスを向上させます。
詳細は以下をご参照ください。
https://privx.docs.ssh.com/v28/docs/audit-event-indexing-for-faster-searches - [PX-5584] パスワードローテーションサービスにおけるwinrm証明書の検証。
メーカーリリースノート
その他、本バージョンへのアップグレードパスや機能改善、既知の不具合情報については、以下URLをご参照ください。
https://privx.docs.ssh.com/v28/docs/release-notes-for-this-release